お知らせ
第1回 アダチGKアカデミークリニック
2010年3月9(火)、10日(水)の2日間、横浜キャンパス内にある六角橋グラウンドと、付属中高敷地内にある中山グラウンドにてゴールキーパークリニックが行われました。コーチとしてお越しいただいたのは、アダチGKアカデミー(AGA)の足立高浩コーチです。
足立コーチは、名古屋グランパス、ジュビロ磐田などでGKコーチを務めた後、地元静岡県内を会場としたAGAを開校。浜松大学、藤枝東高校、藤枝明誠高校などの強豪校を始め、育成年代やレディース、シニアを対象としたゴールキーパーの指導に幅広く携わっています。
profile
足立高浩(あだち・たかひろ)
昭和37年5月25日生(静岡県静岡市)
選手歴:清水商業高校ー駒澤大学
指導歴:清水商業高校ー静岡学園ー名古屋グランパスージュビロ磐田ー静岡産業大学ー藤枝明誠高校ー静岡県中学校選抜ー静岡県高校選抜ー静岡県サッカー協会ーユニバーシアード日本代表(一部称略)
AGA公式サイトはこちらをクリック▷http://agka.sakura.ne.jp/
昨年、大森酉三郎監督が主務を務めたユニバーシアード日本代表に、足立コーチがGKコーチとして参加されていたことから、今回このような機会を設けることができました。
9日は18時から、中山グラウンドでの練習予定でしたが、降雪のため急遽横浜キャンパス内の体育館に変更となりました。(お詫び:写真•レポートはございません)
10日は予定どおり、10時から横浜キャンパス、16時から中山グラウンドの2本立てで行われました。
太田真司(3年)をのぞく計8名のGKが参加したのですが、なにやら見慣れた顔が......
昨シーズンの神大守護神•海野健介(4年)です。
なんと海野は、
2010年度より神大GKコーチとしてチームに残ることが決定しております。
そんな海野コーチに「足立さんからいろんなところを吸収してほしい」とは大森総監督の言葉です。
・午前練習
今回のクリニックは、常にペアを組んで行われました。
「私がいなくなっても、選手たちが自分たちだけで練習ができるよう、プレーヤーとしてだけではなく、コーチの立場も覚えなければならない」(足立コーチ)という、この2日間だけではなく今後の神大を考えてのことでした。
平田涼(3年)と海野ペア
■足を揃えた状態からのローリングダウン。写真:岩間康孝(2年)
「人それぞれ自分のクセっていうものがあって、それをなくすのは簡単なことじゃない。だから足の自由を奪うことで、スクワットをしなければローリングできないって状況を作り出す。これをずっと練習することで必要な動きだけができるようになる」(足立コーチ)
■膝をついた状態からのローリング
足立コーチとペアを組むのは開平祐介(3年)
■基本姿勢からのローリング
足立コーチから次々と出される2つのボールに、必至に食らいつく海野
■シュートコースとポジショニング
実際にボールを置くことで、シュートコースの狭さを知ります
「小さな巨人」と足立コーチに言わしめた石井隼(1年)。膝をついた状態で相手のドリブル、シュートを止める練習
■ドリブルする選手を相手にポジショニング 新入生の加藤恭平(秦野高校)。実際に相手と対面することで、自分にとっての最適なポジションを覚えます 華麗な足技を披露したテクニシャン?高橋拓也(2年) 2時間ほどで午前の練習は終わりました。16時からは、場所を中山グラウンドに移しクリニック再開です ・午後練習 午後からは、もう1人の新入生・山梨学院大付属高校の松田ラン(右写真)も参加しました。 2人1組になって午前練習の復習をしたら、いよいよ実戦です!! 1対1、5対5の練習に、GKが入ります。 左上:海野 右上:岩間 左下:松田 右下:高橋 実際にDFにコーチングをすることで新たな疑問が生まれ、練習後に足立コーチに自ら質問をぶつける選手も現れました。 「2日間でどこまで彼達に伝えられたかは判りませんが、この機会をきっかけにGK陣が成長してくれたら嬉しく思います」(足立コーチ)
投稿日: 2010