2010試合日程・結果関東大学リーグ

2010 関東大学リーグ 第5節

第5節 2010年5月 3日 13:50 平塚競技場
vs 明治大学
△ 1 - 1

5月3日(月•祝) 2010 関東大学リーグ戦 第5節
神奈川大学 1 - 1 明治大学 (13:50/平塚競技場/500人)

【得点者】
10分 明大
14分 村岡 拓哉

【スタメン】
GK21 平田 涼(4年/横浜市立東高校)
DF13 三原 向平(3年/尽誠学園高校)
DF4 佐藤 貴則(4年/藤沢西高校)
DF15 成田 進太郎(3年/横浜FMユース)
DF8 澁谷 嶽(4年/秦野高校)
MF7 鈴木 将也(4年/逗葉高校)
MF6 佐々木 翔(3年/城山高校)
MF18 廣川 一樹(2年/麻布大学附属渕野辺高校)
MF14 大和 葵(4年/国見高校)
FW11 村岡 拓哉(2年/日本大学高校)
FW19 木原 将(3年/前橋育英高校)

【リザーブ】
GK12 高橋 拓也(3年/日本大学藤沢高校)
DF2 佐藤 拓(4年/横須賀高校)
MF16 鈴木 達哉(4年/水戸短期大学附属高校)
MF22 粟冠 光平(3年/成立学園高校)
MF26 中武 駿介(2年/仙台FC)
FW10 田村 聡(4年/座間高校)
FW24 小倉 大輔(2年/水戸短期大学附属高校)

【交代】
45分 木原 将 → 小倉 大輔
76分 廣川 一樹 → 田村 聡
90+1分 鈴木 将也 → 中武 駿介

【戦評】
 前節、今季初勝利と同時に、初得点(2得点)、初無失点と初物づくしだった神大。今節の相手は4試合10得点無失点と、圧倒的な強さを見せる首位・明治大。前節に続き、守備の堅さを見せたい神大だったが、開始早々の10分に失点と、立ち上がりに失点を許す悪癖が出てしまう。個々の技術の高い相手にボールを回されてる時間が多く、苦しい試合になるかと思われた14分、値千金の同点弾が決まる。大和が右サイドをドリブルで持ち込んでセンタリング、ゴール前で一度は相手にクリアされるも、そのこぼれ球を村岡が右足を振り抜きゴールネットを揺らす。5試合目にして、初めて流れの中から得点を奪うことに成功。しかし、依然としてポゼッションで相手を上回ることができず、防戦一方の展開に。37分に将也とのワンツーで抜け出した三原のクロスボールに、木原が放ったシュートは枠を捉えることができない。結局前半に放ったシュートは村岡と木原の2本だけで、このまま1−1で折り返す。
 後半に入り、さらに耐える時間が続いた神大だったが、この日も平田がビックセーブを連発。74分、ペナルティーエリア内でDFを完全に振り切られたシュートも、ギリギリのところではじき出す。さらに、佐藤貴、成田の両ストッパーがゴール前で体を張り、シュートは打たれてもことごとく跳ね返す。苦しい試合展開の中でも、カウンターからチャンスをうかがう神大に2度のビックチャンスが終了間際に訪れる。87分、村岡のロングスローにペナルティーエリア内で鈴木将が頭を合わせ、そのボールに田村がオーバーヘッドを狙う。90分には、ロングパスに反応した小倉が長い距離をドリブルで持ち込み、GKと一対一の状況からミドルシュートを放つ。しかし、この2度のチャンスをものにすることができずに試合終了。しかし90分間耐え抜いた神大は、勝ちに等しい勝ち点1を得た。

【コメント】
・木村哲昌監督
「明治大は4試合で10得点と攻撃力のあるチームなので、みんなよく耐えて、しのぎ切ってくれました。前節の試合で勝てて、チームの流れがよくなってきている。ラインが少し低いかなと思っていたのですが、選手は上げようと努力していた。ただ欲言えば、最後の決定的な場面で決め切れないと、今後も苦しくなってしまう。相手にタレントや技術のある選手が揃っているとポゼッション率が低くなってしまいますが、ボールを取った後に失ってしまうことが多いので、そこは練習でシュートまでいけるようにしていきたいです」

・佐藤貴則主将
「先制点を入れられてしまって、また3連敗の再来かと思ったのですが、村岡が決め切ってくれたので落ち着きを取り戻すことができた。途中からはしっかり守備をして、その中で一点でも取れればいいなと思っていました。何本か惜しいチャンスもつくれていたので、いい試合ができたと思います。今日は、前からいくのではなく、一回引いてそこからアタッキングにいこうと話し合っていました。次節の流経大は、強いチームではありますが、十分に勝てるチャンスはあると思うので勝ちにいきたいです」

・平田涼
「前半の立ち上がりの失点が痛かったですが、そこで割り切って一点取りにいくっていう気持ちで頑張りました。哲さん(木村監督)からは、『おまえは調子がいいと、ピッチでもそれ以外でも自分からミスをして、自分で自分の調子を狂わすことがお前の習慣だから気をつけろ』と言われました。まだ3試合しか出ていないので、これで満足することなくやっていきたいです。今日は明治にドローをつけて5連勝を食い止めるっていうのが、俺らの中での目標でした。なので、ここで1ポイント取れたことは大きいと思います。今日はいつも控えだった大和とかが活躍してくれた。自分も控えの選手だったので、そういう選手がいいパフォーマンスをすればチームも盛り上がると思うので、全員で腐らずにやっていければいいと思います。次節の流経大は、あまり調子がよくないみたいですが、武藤くんとは高校時代に横浜選抜で一緒にやっていたので、ぜひ抑えたいです」

・村岡拓哉
「最初に先制点を取りにいこうと話し合っていたのですが、逆に失点をしてしまって。流れは悪くなかったなかったので、みんなで声を掛け合いながらそこから点が取れたのでよかったです。でも後半は、けっこう攻められてしまっのですが、そこでデフェンスのみんなが頑張ってくれたのでよかったと思います。試合前に監督からは、相手はまだ失点をしていないのでFWがCBを走らせるよう、先に一歩出そうと言われていました。次節も点を取れるようにがんばります」