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【2023シーズン加入内定者】佐藤未勇(4年/東北学院高校)インタビュー


2023シーズンいわてグルージャ盛岡への加入が内定した、4年佐藤未勇。

4年間の大学サッカー生活を振り返り、プロ内定への意気込みを話してくれました。

彼がどんな想いで4年間を過ごし、神大サッカー部の未来に何を願っているか。
ぜひ、ご覧ください。

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僕は「関東リーグのチームでサッカーがしたい」という思いから、宮城から神奈川へ上京してきました。

僕が入学した年は県大学サッカーリーグでしたが「自分はTOPチームでやるんだ」という強い意志を持って入部したことを、今でも強く覚えています。

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しかし、1年生の頃は1つ下のチーム(当時インディペンデンスリーグに参入)で前期の試合出場数は1回。後期から少しずつ試合に絡めるようになった感じでしたね。シーズンの終盤、関東大会行きのチケットをかけた最終節では2得点を挙げ、神大サッカー部初となるインディペンデンスリーグ全国大会出場を果たしました!

先輩方が所属していたTOPチームも1年で関東2部リーグに昇格を果たすなど、右肩上がりのような1年目でしたね。

20221205144844.jpeg2年目は、ずっと目標であった関東リーグの舞台で戦えることに。

しかし「絶対に試合に出て活躍する」という想いとは裏腹、新型コロナウイルスの影響で開幕が大幅に遅れ、自分が高校生の頃に見ていた関東リーグとは違う観客がいない試合が続きました。

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そんな中でも印象に残っているのが、初めてスタメン起用してもらったvs関東学院戦。すごく緊張したのを覚えています。

その試合では前半でハットトリックを決め、シーズン通してチーム得点王(年間8得点)に。自分自身「やれる」と自信が付いたものの、翌年はなかなか得点に恵まれずチームは県リーグに降格。非常に厳しい一年となりました。

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そして、気づけばチームの最高学年に。
「チームを関東リーグに昇格させる」という目標を掲げ、大学生活最後の1年がスタートしました。

シーズン初めに肉離れをしてしまい、なかなかコンディションが上がらず苦しい時期が続いた中、知り合いが強化指定選手に選出されたり、プロ内定が決まっていく姿を見て「俺はこのままで本当にプロになれるのか」と、自問自答していましたね...

「今やれることを全てやって、それでダメだったら仕方がない」と腹をくくり、最後の合宿まで覚悟を持って戦った結果、グルージャ盛岡さんからオファーをいただくことができました。

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小さい頃からの夢であったプロサッカー選手
自分だけでなく、関わってくださった親、指導者、友達、同期及びチームメイトの皆様がいたからこそ叶えられた夢です。

自分がピッチに入り、結果を残すことが恩返しになると思うので、神大で学んだことを活かして戦い「スター選手のような経歴がなくても、プロサッカー選手になって活躍できるんだぞ」という姿を見せていきたいと思います!


最後に、後輩たちへ。

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今を全力で楽しんでください。
泣いても笑っても、大学生活は4年しかない。

この限られた時間の中で自分はなにをするのか、正解や不正解はないと思います。だからこそ常に「今」を全力で過ごすこと。

そしてプロサッカー選手を目指す人たちは、楽しむこと+覚悟を決める必要があります。覚悟を決めて、戦ってください。そしたらきっと、チャンスを掴むことができます。皆さんの活躍を期待しています!

佐藤未勇