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4年生の『想い』~笑顔溢れる神大の輪~ Vol.12 青木 竣

こんにちは!

4年生によるBLOGリレー『4年生の想い~笑顔溢れる神大の輪』をお届けします★


本日担当するのは.....

■ 青木 竣(尚志高校)

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両足から放たれる正確無比なキックで何度もチームの勝利に貢献してきた青木。

普段はクールで落ち着いた性格だが、サッカー中は誰よりも厳しく熱い性格でチームを活性化させる存在。

そんな青木はどんな想いで4年間取り組んできたのか...

ぜひご覧ください☆

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今回部員ブログを担当させていただきます、神奈川大学体育会サッカー部4年の青木竣です。


拙い文章ではありますが最後まで読んで頂けたら嬉しいです。


この大学4年間は、中学の3年間、高校の3年間と比べても短くあっという間だったなと感じています。自分が3年生になった年にチームに来てくださった柴田さんとスポーツセンターでトレーニングをしながら「今年がラストイヤーという気持ちで取り組む」と話をした3年生の春から大学4年間の半分の2年も残っていたはずの時間が今はもう1ヶ月を切っていることになぜか驚きがあります。


この4年間を振り返ると、楽しかった思い出よりも辛い思いやきつい思いをして悩んだ時期などのことを思い出します。


1.2年生時は、Iリーグ1部を戦うカテゴリーで活動させていただいてはいたものの出場時間は年間を通して簡単に数えられるほどでした。
3年生時にはIリーグ2部を戦うカテゴリーで1年間活動しました。
そして、新型コロナウイルスによって例年に比べ遅れをとってスタートした大学ラストイヤーとなる今年はチームの目標や卒業後の進路のためにも関東リーグで活躍することを目指して取り組んできましたが、思った結果は出せず試合に出場するチャンスすら掴めていない状態が続いています。そして未だに進路が決まっていない状態でもあります。

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高校3年生の時、全国高校サッカー選手権大会に出場した経験というのが自分の中ではすごく大きく、スタンドで自分たちの試合を観るたくさんの人、綺麗な天然芝のグラウンド、負けたら引退と言う大きなプレッシャーの中で戦う試合の緊張感。もう一度あの様な雰囲気の中でサッカーがしたいと強く思うことができました。そして、そのためにはプロサッカー選手になるしかないと考え、大学サッカーの4年間を過ごしてきました。


その中で、自分が特に意識して来たのは「やらなかった後悔よりもやった後悔」と言う言葉です。自分の成長のために自分が「何かをやる」「どこかへ行く」そう言った選択を出来ることがあれば、勇気や気力が必要なことであっても自分がやった方がいいなと思った事はなるべく「やる」「行く」と言う選択をするようにしてきました。

そしてそれは、GKコーチのトモさんがよくおっしゃっている「行動は自分、評価と批判は人」と言う言葉に繋がってくるなと最近すごく感じます。


「自分はなんで今こんな状況になっているんだろう...」「なにが間違っていたんだろう...」残り1ヶ月を切り、そんなことを考える時間が増えましたが、正直、答えは見つかりません。

実際に4年間自分が取り組んできたことの結果は今の自分を見れば一目瞭然で、4年前に思い描いた理想とはかけ離れています。結果を見れば自分が取ってきた行動、選択は間違っていたのかもしれないと思ってしまうこともありました。もちろん自分はサッカー面、人間性の面でまだまだ課題だらけでその課題に向き合わないといけませんがその課題も自分が取ってきた行動によって浮き彫りになって気づけたとてもポジティブなものです。

そして結論、「たられば」が出てこないと言うことは、この4年間を振り返った時に、多くの反省はあっても後悔はないんだという事に気付きました。

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結果や評価はどうであれ、自分が誇りを持って自分らしくこの4年間を過ごすことができたからこそ今の自分がありこの結果があります。違う過ごし方をしていればもっとよくない大学サッカーの終わりを迎えていたかもしれない。そして自分はある意味チーム目的である「誇れる勝者」に近づけたと感じています。

「行動は自分、評価と批判は人、決して自分の行動を自分で評価してはいけない」本当にその通りだと思うからこそ、この4年間で浮き彫りになった課題としっかり向き合い、自分ができる行動や良かれと思うことはこれから先もやる選択をしていき、サッカー選手としても1人の人間としても大きく成長した先に、誰からも認められる人間になれていればいいと思います

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どのようにこの神大サッカー部での4年間を過ごすかは部則や規律さえ守っていればみんなの自由だと思います。ただ後悔をする時間ほどきついものはないし悔しいこともないと思います。だから後輩たちには今一度今の取り組みで4年生の12月に過去の自分を振り返った時に後悔しないか、結果がどうであれやることはやれたと納得して引退できるかを考えてみて欲しいと思います。


最後に。

辛いことや悩み事があってもなぜか忘れてしまい、気づけば不本意にも笑ってしまっている様な話ばかりできる4年間一緒に頑張って来た同期びっくりするくらい生意気でたまに本気でムカつくけどなぜか憎めない3年生、個性豊かで癖も我も強い2年生、真面目で一生懸命で無愛想な自分ともコミュニケーションを取ってくれる1年生、卒業して行った先輩たち、本当にいい仲間に恵まれたからこそ、自分は4年間サッカー続けることができました。本当にありがとう。


残り1ヶ月をきりましたがここからが勝負です。関東リーグ、アイリーグ、社会人リーグ、全部のカテゴリー、ものすごく苦しかった今年、2020年シーズンを最高の形で終われるように勝負の12月戦い抜きましょう!

同期のみんな泣いても笑ってももうすぐ引退、どうせなら最後は笑って終われるように全力を尽くそう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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Blogリレー次回の担当は須藤 大貴(藤沢清流高校)です!

次回は12月7日(月)に掲載いたします!

お楽しみに...‼

主務:三澤 舞桜