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4年生の『想い』~笑顔溢れる神大の輪~ Vol.8 立川 健太
こんにちは!
4年生によるBLOGリレー『4年生の想い~笑顔溢れる神大の輪』をお届けします★
本日担当するのはこの男!
■ 立川 健太(湘南Y)
常に冷静に物事を見ている立川。彼の責任感の強さは日々の部会での活動でも存分に発揮されています。
同期とはふざけ合って楽しそうに笑い合っている立川ですが、その場の状況を瞬時に察してどんなことも真摯に取り組みます。そんな立川の『想い』をぜひご覧ください!
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はじめまして。立川健太です。
残り1か月で4年間の大学サッカー、そして16年間のサッカー人生に幕が閉じるということで様々な感情が交差しています。その中でも、着飾らずに今思うことをありのままに書き連ねようと思います。
4年間の大学サッカー人生を振り返ると、自身の力不足をしみじみと感じさせられた4年間となりました。
高校のチームメイト2人が高卒でプロになっていく姿を横目に、私は「大学を経てプロになる」という野望を抱き、神大サッカー部に入部しました。しかしプロになることは愚か、まともに試合に出場することすらできなかった4年間でした。情けない話ですが、これが私のリアルな4年間です。
できることならば「現実はそんなに甘くないぞ」と、当時の自分に叱ってやりたいものです(笑)。それくらい、4年間を通じてプロになることの厳しさを痛いほど感じさせられました。同時に、だからこそ夢のある職業なのだとも思います。
そんな4年間を過ごした一方で、私は神大サッカー部に入って本当に良かったなと心から思います。そして、大学生活をもう一度やり直せるとしても同じ選択をします。
それは、かけがえのない仲間と出逢うことできたからです。半端ないくらい綺麗事を言うなぁと書きながら自分でも思いますが、ここで出逢えた仲間は自分にとって本当に本当に大きな財産です。特に同期は一生の宝物です。これからも末永く仲良くしてね。(笑)
私は「もし自分が大学でサッカー部に入っていなかったら、どんな4年間になっていたのだろう」とよく考えます。みんなも考えますか?(笑)答えなんかわかるはずもありませんが、間違いなく言えることは、こんなにも個性ある人達と関わることはなかっただろうということです。
同期のみんなもそうですが、本当に自分にはないような個性をたくさん持っています。そのため、時には分かり合えないこともありました。入部当初は特にそういうことが多かったような記憶があります。でも、そうやって心が離れては寄り添ってという作業を繰り返すことで今では本音を言い合える仲間になることができたと思っています。
そうした中で、多様な価値観に触れて「自分にとっての当たり前」をぶち壊すことで、視座を養うことができたのはこの4年間における自身の成長だと感じています。そしてこうした成長は、関わる相手を取捨選択できてしまう環境では決してできないものだと思います。
さて、長くなってしまったので最後に後輩のみなさんにエールというか一言。
大学の4年間において、将来に不安を感じ身動きが取れなくなることもあるかと思います。ですが、そんな時こそ、その瞬間を懸命に過ごして欲しいです。
かつての自分がそうだったように、神大サッカー部にはプロを目指して入部してきた人が多いかと思います。一方で、4年間の中でプロと自分自身との明確な距離感を突き付けられ、夢が遥か遠くにあるものだと感じてしまう人もいるはずです。そして、サッカー部にいることや、サッカーをしていることへの意義を見失いそうになる人もいるのではないでしょうか。
そんな時こそ、神大サッカー部にいられることに感謝し、その瞬間を目一杯に過ごしてください。
神大サッカー部で過ごした日々から得られるものは、自分にとってやがて大きな財産となるはずです。そのため、プロという道ではなく別の道を目指そうとした時であっても、ここでの経験が挑戦する自分を後押ししてくれるはずです。
だからこそ、神大サッカー部での毎日に未来を託して頑張ってください!
活躍を期待しています。
最後に、ここまで読んでくれた方ありがとうございました。残りの1か月間、16年間のサッカー人生の集大成として悔いのないように頑張ります。
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Blogリレー次回の選手は落合 涼太朗(藤沢清流高校)です!
次回は11月25日(水)に掲載いたします!
お楽しみに...‼
三澤 舞桜