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4年生の『想い』~笑顔溢れる神大の輪~ Vol.6 久野 龍心
こんにちは!
4年生によるBLOGリレー『4年生の想い~笑顔溢れる神大の輪』をお届けします★
本日担当するのはこの男!
■ 久野 龍心(熊本国府高校)
長身を生かした打点の高いヘディングと右足から放たれる正確無比なロングボールを武器とする久野。地元・熊本から離れ自分の目標に向かって単身1人で横浜に飛び立ち、地元とのギャップを感じながらも、大切な仲間に出会い、たくさんの壁を乗り越えてきた久野の想いをぜひ最後までご覧ください!
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久野龍心です。
このような文章を書くことが初めてなので、温かい目で読んで頂けると幸いです。
大学4年間を振り返ってみると、沢山のスタッフ・先輩・後輩と出会い、喜怒哀楽が入り混じったあっという間の4年間でした。
18歳まで熊本で育ち、電車や人混みを経験したことがなかったので、慣れるのに本当に時間がかかりました。最初の頃は、都会に出てきたことを後悔していたくらいです。
また、私は熊本弁がなかなか抜けなかったので言葉が通じない苦労もしました。それが何より大変でしたね。『熊本は外国』などと言われることがありましたが、いいところばかりなので、是非訪れて欲しいです。
学年が上がるにつれ後輩もでき、そんな中【寮生会】というグループが形成されサッカー以外の部分でも多くの時間を共にした山野、馬場、三輪。
毎日練習後一緒にご飯を食べ、大浴場で会話をしていた日々が懐かしく感じます。
来年は君たちがチームの中心として頑張ってくれることを強く期待し、影ながら応援しています❗️
ここからは私のサッカー人生の話をしようと思います。
高校3年生の選手権熊本県大会決勝私のミスでチームは負けてしまいました。
その当時、神奈川大学への進学は決まっていたものの、そのショックからなかなか立ち上がることができず大学サッカーに対する熱も消えつつありました。
そんな中、沢山の人の支えで立ち直ることができ、今後の目標を再確認することができました。
私は大学選択をする際、常に思っていたこと。
それは【関東大学サッカーで勝負がしたい】でした。
高3の秋頃
そのことを親に伝え、背中を押してくれて今でも常に連絡を取り合い、応援し続けてくれている親にはとても感謝をしています。
また親元を離れたことで、有り難みを感じることができました。
しかし、現実は甘いものではなく
私が想像してた以上にサッカーのレベルは高く楽しかったことより辛く、苦しい思い出の方が多かったように思えます。
怪我でサッカーが出来ない日々、
レギュラー落ち、
試合に出られない日々
沢山の苦労がありました。
私が理想としていた大学サッカー像に比べ現実は順風満帆なものではありませんでした。
理想と現実のギャップがあり悩む日もありました。
特に大学4年目では色々な重圧から試合前や練習でさえ吐き気が伴うくらいプレッシャーを感じていました。
しかし、振り返ってみるとそのプレッシャーでさえ
なかなか味わうことのできない素晴らしいことだったなと思います。
今では、そのプレッシャーを常に感じながら
自分に何ができるのかを考え勝利のあの瞬間を味わう為に、120%の力でプレーしています。
今年は新型コロナウイルスの影響で例年にない難しいシーズンになりましたが
リーグも大詰めとなり神奈川大学は残留争いを強いられています。
歴史と伝統のある神奈川大学体育会サッカー部の為、今まで私に携わってくれた全ての人の為に、最後まで全力で戦い抜くことをお約束します。
最後に
小学生の頃からチームメイトの池本葵とは本当に多くの時間を一緒に過ごしました。
まさか、大学までチームメイトになるとは思ってもいませんでした。
幼い頃からお互い切磋琢磨してきた友なので、卒業後も、今まで通りお互いを高め合える良い関係でいたいです。また、毎週のように、手料理を振る舞ってくれた葵のお母さん
ありがとうございました。
慣れない環境に来ましたが、彼がいたことで色々な部分で助けられ、救われた部分も多かったです。これまでの感謝を胸に、残りの試合をできるだけ多くの時間一緒のピッチに立ちたい。それが率直な想いです。
これまで私に携わってくださった皆さんに感謝致します。
読んで頂いた方々ありがとうございました。
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Blogリレー次回の選手は(渋谷 拓海/相洋高校)です!
次回は11月19日(木)に掲載いたします!
お楽しみに...‼