スタッフブログ

連想(思考をつなげる)

突然ですが関節には他動的運動と自発的運動があります。
本人の自発的筋収縮にて行われる運動を自発的運動。
他の負荷(力)によって行われる運動を他動的運動。
 
怪我などで、自発的運動が出来ない時はこの他動的運動が非常に重要である。
筋萎縮などをある程度抑えることが出来る。
 
しかし、自発的(自分自身で動かす)運動が出来ないと、運動能力が低下してしまう。
こんな考え方を選手のコンディショニングのひとつに使っています。
 
これは何も関節運動に限った話ではないと思います。
 
サッカーも苦しいときに誰か(他動的)に動かされていると、その能力が低下してしまう。
如何に自主的(自発的に)に動くことが大事であるということです。
 
それはなぜかというと、サッカーに限らずプレーのスピードにかかわる要素のひとつに予測力があるからだと思います。
予めスポーツで起こりうる事象を考えて行動する。
つまり、頭を使って(自発的に)考えるプロセスが必要になるわけです。
 
これは、当然社会一般生活でも同じような場面に出会います。
 
何事も(サッカーで起こりうる何事も)何かに繋がっているなと、日々思います。
この何かを自発的に受け取り自発的に繋げていくプロセスは大事だなと最近また、感じました。
 
今週も気持ちをボールに詰め込み、その気持ちに込められたメッセージをパスという手段でチームメイトに繋げ、ゴールという結果に繋げて行きたいと思います。


チームマネージャー・松永道敬