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B級ライセンス(シリアス編)

 講習会3日目は朝から1日指導実践。受講者1人1人が順番にコーチとなり受講者を選手として指導する。それぞれクジ引きにてテーマが決定しており、テーマに沿ったトレーニングを各自で考えて行う。午前中の順番だったので、緊張しながらのスタートとなった・・・。

 

 そして迎えた本番。テーマは「自陣からのビルドアップ」。ポイントを整理して臨んだので言いたいことは言えたのだが・・・。

 結果から言うと、出来はよくなかった。

 トレーニングのオーガナイズ(設定)が甘かった。手ごたえはあまりない。2日後にもう一度ある指導実践で取り返すしかない。気を取り直して午後に臨んだ。

 

 午後は選手としてがむしゃらにプレーした。口答試験も明日だし、これを精一杯やればいいと思えた。ある意味開き直ったら強い。

 午後はクロスからの攻・守がテーマになっていたりしたので、激しさも増した。その「クロスの守備」の時、FW役をやって会心のヘディングシュートを決めることができた!右サイドからのクロスに対してマーカーを振り切り、ニアに走り込みながらドンピシャのタイミングで叩きつけた!超キモチイイ!!

 しかも、DFの2人は元FC岐阜のキャプテンを務めたCBと元日本代表CB(アトランタオリンピックも経験してる!)で現役バリバリのJリーガー。実技の時からこの2人は抜きん出た守備を披露しており、そのポジショニングやクロスへの対応はさすがだった。対峙していて「得点するのは簡単じゃないな」と感じさせる存在感があった。これは新鮮な感覚だった。

 とは言え、その2人からシュートを決めることができたのはすごく嬉しかった。もちろんマークの受け渡しミスがあってフリーになれた、という部分はあるが・・・それを差し引いても嬉しかった。このゴールは自分にとっての勲章になった。

 

 そんなこんなで自分自身浮き沈みのある1日を終えた。ただしホッとしている暇はない。指導実践の失敗は指導実践で挽回するしかない。次の指導実践は同じテーマでスモールゲームを行う。前回の反省を生かし、より実戦に近い中でどれだけ良いコーチングができるか。まさにコーチとしての技量が試される。しっかりと準備して臨むしかない。

 

 そして迎えた指導実践2日目。

 自分なりによくできたと思う。もちろん完璧ではないので改善点も指摘されたが、前回の反省を生かすという意味では手ごたえがあった。少しでも成長できたことが嬉しかった。

 でも、ここで忘れちゃいけないのがみんなの頑張り。講習会も大詰めを迎え、疲労はピーク。みんな身体はしんどいはずなのに一生懸命プレーしてくれたからこそ、ハイレベルなトレーニングになったと思う。みんなありがとう!

 

 次回はバルセロナvsマンチェスターUの第2戦(H/A方式で第1戦はホームのマンUが3-2で勝利)をお送りします!

 

まっちゃん