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きっかけ

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 今シーズンもいよいよ佳境を迎えつつある中、練習後に全体ミーティングが行われた。いろんな主張、いろんな意見が出たし、それらはチームをひとつにまとめる重要な要素になったはず。その中で自分自身の想いや決意も話をさせてもらった(詳しい内容はまた後日記します)が、チームがひとつになる、そのための一つのきっかけになれば・・・と思う。

 今年の神大サッカー部は実質3チームで活動してきた。関東リーグや総理大臣杯、天皇杯を戦うトップチームとⅠリーグを戦うKU-MATSUとKU-SEKIの2チーム。それぞれ目標は高く設定されており、それを目指して努力を続けてきた。

 そして現在。KU-SEKIこそ2次リーグに進出し、さらに上へ進む可能性を残しているものの、トップチームは総理大臣杯、天皇杯の切符を逃し、関東リーグも10位と降格争いに巻き込まれている。KU-MATSUも2次リーグに進めず、育成リーグを戦うのみ・・・。

 これが今現在、神大サッカー部の置かれている状況である。正直、どのチームも苦しんでいると思う。トップチームは降格争いというシビアな戦い、KU-SEKIは勝てば次に進めるが負ければ敗退というギリギリの戦い。一方、KU-MATSUは2チームに比べ人数が少なくなってしまい、練習時もなかなかモチベーションを上げづらい状態。

 この、チーム(神大サッカー部)が苦しい時に行われた今日の全体ミーティング。練習後の貴重な時間を割いてまで行った意味を考えてほしい。そして配られたプリントを見直して、今のチーム状況と照らし合わせてほしい。今、一人ひとりがすべきこと、できることを考えてほしい。背伸びしてできないことまで無理してやる必要はない。自分にできることでいい。スタメンとして、サブとして、時には応援に回ることだってチームのサポートに回ることだってあると思う。ただ、その時置かれた自分の立ち位置でできることを考え、積極的に行動してほしい。試合に出れないことに文句を言う前に全力で応援しよう。チームのために準備や片付けをしよう。そして目の前の試合や練習に全力で取り組もう。活気のある練習をしていれば、それだけで雰囲気も良くなるし他のチームにも好影響を与えられる。「おっ、あのチーム気合入ってんな!よし、オレたちも!」という循環が生まれたら素晴らしい。きっと苦しい状況も乗り切れる。

 ただし、この状況を乗り切るためには誰一人として欠けてはならない。「オレ一人くらい・・・」なんて思ってほしくない。その"オレ一人"分のチカラが必要なんだ。選手、マネージャー、スタッフ、神大サッカー部全員で最後まで戦うのだから。スタッフも選手を信頼してる。ウチの選手たちならやれると思ってる。みんなのチカラを信じてる。

 きっと事態は好転する。今日の全体ミーティングをきっかけに。いや、させなければならないのかもしれない。

まっちゃん