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KU-MATSU 第7節

 Iリーグ(KU-MATSU)第7節、vs国士舘大学サッカー部Bとの試合は0-1で悔しい敗戦となった。

 

 試験期間の中断が明け、再スタートを切ったKU-MATSUだったが6~7月のチーム状態には程遠く、なかなかパフォーマンスが上がらない状態が続いた。練習試合を重ねるものの、なかなか結果が伴わず、苦しんだ。

 そのひとつの要因はなんといっても人数。ケガ人が続出し、ようやく1チーム作れるくらいの日が続き、選手は連戦を強いられた。その結果疲労が抜き切れず、身体にキレが戻らない。もちろんパフォーマンスは上がらない・・・。

 ただ、それをいいわけにはしたくない。それは選手たちも同じだったと思う。『たら、れば』を言うのは好きじゃない。今置かれている状況で精一杯のことをやればいいだけのこと。精一杯やっての結果なら意味がある。精一杯やって負けてもその敗戦はマイナスにはならない。極端な話、手を抜いて勝ったとしてその勝利に価値はあるのか?ということ。そういった根本の部分を選手と一緒に追いかけていきたい。

 

 ・・・とまぁ今日の試合を振り返ろうと思ったら話が脱線してしまった。

 

 さて、試合の方だが内容では圧倒できていたという自信がある。選手もやっていて手ごたえはあったはず。

 でも、サッカーとは判定で勝負を決するスポーツではない。ましてや採点で決まるわけでもない。きわめて単純、"どちらが多く得点を決めたか"ということ。

 その点で今日は完敗と言わざるを得ない。

 特に後半、圧倒的にボールを支配し、運動量でも相手を上回りながらゴールが遠かったこと。いくらペナルティーエリアの前でボールを回せてもシュートが打てなければ、ゴールを決めることができなければ本当の意味で支配したとは言えない。表面上は我々が優位に進めていたかもしれないが、結果を見ると相手に"回させられた"に過ぎない。最後の局面、ゴール前でのアイディアや強引さ、勇気といった部分がまだまだ甘かった。 

 とはいえ、十分次につながる試合だったと思う。前述したが、精一杯やっての敗戦なら意味がある。ましてや今日のように予想外のアクシデント(※)がありながらもここまでやれたのならなおさら。選手はよく頑張った。

 でも反省もしなければならない。失点シーンも1本のパスミスから。決定的チャンスもあった。それだけに悔しいはず。あとはそれらをどうするか。悔しさを忘れず、反省を糧にしよう。下を向かず前へ進もう。そうすれば必ず結果はついてくる。

 

 どんな強いチームだって好不調の波はある。8月の前半はそのボトムにあたったということ。今日の試合で確信した。もうこれ以上下はない。一歩一歩よくなっていく。それは自分たちで気づいているはず。自主性がでてきたこと、『勝ちたい!』とハートに火がついてきたこと。一度地獄を見たチームは強いぞ。

 

 相手との競り合いの中で下村、雨宮が相次いで目の上を切りプレー続行不可能に。

 

まっちゃん